【生物エコ部】裏山生物調査 のはずが…
2024/10/18
先日,伊丹市昆虫館 学芸員の長島さんにアリの標本を見ていただき,
エコ部でも調査と標本づくりを進めて行こう! と,裏山調査を予定していたのですが…
何と,裏山の入り口付近にオオスズメバチが集合していました。
巣を作っていたのか,越冬場所を探しているのか分かりませんが,10~20匹程度が木のうろに集まっていて,裏山が立ち入り禁止になってしまいました。
技能員の方が一部駆除して下さったので,数は減りましたが,まだ遊歩道近くを飛び回っています。
という話を部員にしていると,早速,駆除されたスズメバチを標本にしてくれました。
標本づくりを「死体で遊んでいる」などという人もおられますが,標本は「その個体が,その時,その場所に生きていた」ことを後世に残す大切な記録です。
また,標本をつくる過程で,細かい特徴までつぶさに観察し,とても勉強になります。
しっかり記録として残しましょう。
裏山調査は安全が確認されてから再開します。
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