刀根山高校が元大阪大学薬学部の跡地だったと前回ご紹介しましたが、大阪大学薬学部の前身は「大阪薬科専門学校」で、学制改革により新制大学に移行する際に阪大と合併。そのため、地元では阪大薬学部を「薬大」と呼んでいたことがあるようです。その名残が本校近辺の電柱に見られます。蛍池駅から本校までの道に立つ電柱の表示には「薬大」「阪大」「ヤクダイ」「ハンダイ」の表示が。ちなみに本校の正門から通用門前にある電柱の表示は「刀根山市住」「トネダンチ」「刀根団地」「千里北」です。元大阪大学薬学部跡地の本校前の表示が「阪大」「薬大」でないのが不思議です。電柱の表示を見ると、地域の歴史や今は使われていない名称などがわかり、地元愛も高まると思います。みなさまも是非一度見てみてください。