【校長だより(続)58】モリアオガエルがいました!
2024/06/22
6月22日(土)、本日は学習支援日でした。昼休憩中に、生物エコ部顧問の松本先生が「モリアオガエル」を校内で見つけたとケースに入れて持ってきてくださいました。名前は聞いたことがありますが、本物を見たのは初めて。アマガエルよりずっと大きく迫力があります。(大人の手のひらぐらい)木の枝などに卵を産み付け、それが池に落ちてオタマジャクシになる珍しい蛙です。大阪府のレッドデータブックでは「準絶滅危惧種」に指定されいるそうで、そんな珍しい蛙がなぜ本校にいるかというと。一昨年、生物エコ部のOGが五月山で卵塊を見つけたのですが、その下に池がなく、そのままでは生きていけない状況だったので保護して持ち帰り、孵化させ、本校のビオトープに放したところ、大きく育ってくれたということです。しっかり冬も越して、立派な蛙になりました。24日(月)に生物エコ部の生徒に観察してもらった後は、また、ビオトープに放します。朝夕、ビオトープでは蛙が鳴いていますが、これがモリアオガエルだったとは。本校の自然環境の良さに改めて感動です。
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