【校長だより(新)141】TONE究Day②
2025/09/19
9月19日(金)13時20分より14時20分まで、体育館にて選抜者による発表を行いました。発表者は3名、会場での聴取者は3年生のみで、1・2年生は教室にてオンライン視聴となりました。司会は3組の杉村匡治君と8組の濱嵜幸楽さんが務めましたが、見事な進行で選抜発表会がいっそう引き締まりました。はじめに3組の鈴木瑛人君が「アクアポニックスでハツカダイコンを育てる」、続いて7組の森川夏葵さんが「社会においての美術の存在意義」、最後に2組の猪木悠里さんが「人間と森林が共存するためには~校内の二酸化炭素吸収量の推定~」を発表しました。どの発表も聴取者が理解しやすいようにスライドを工夫し、説明も明瞭、質疑応答にも的確に返答し、本校トネ究の見本となる素晴らしいものでした。本日はコメンテーターとして、大阪公立大学大学院理学研究科教授の名波哲先生と大阪大学4年生の竹口凌太朗さん、大阪大学3年生の前田進さんがご来校。それぞれの発表に対してご講評をいただきました。名波先生からは「研究の作法をしっかり身につけている。着眼点が多角的で良い。仮説から検証へと高校生だがすでに研究の王道を踏まえている。質問者も大変良い質問をしていた。」とお褒めの言葉をいただきました。午後からの選抜者発表会は見事な内容でしたが、午前中の全員発表も大変素晴らしいものでした。本日、ご来場いただいた地域や出版社の方、豊中市市役所、公民館、国際交流協会の方々、専門学校、府立高校、中学校の先生方からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。ある府立高校の先生は「一部の生徒だけでなく、全生徒が発表するのはすごいこと。ここまで発表できるのかと驚いた。刀根山高校の取組みを持ち帰らせていただきたい。」と生徒の発表に感動されていました。3年生のみなさん、本当によく頑張ってくれました。今年も大成功のTONE究Dayでした。1・2年生のみなさんは、来年度、再来年度、発表の主役となります。今後のトネ究の時間はこれまで以上に気合を入れて取り組んでいってくださいね。
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