《校長だより(続)143》職員研修
2024/10/31
10月31日(木)15時15時40分より16時50分まで、関西医科大学の柳本嘉時先生を講師にお迎えし、「起立性調節障害と不登校・支援につながる疾患の理解」をテーマにご講演頂きました。柳本先生は「起立性調節障害(OD)」治療の第一人者で、関西医科大学の診療講師もお勤めの先生です。起立性調節障害の症状、発症要因、不登校との関連、治療と予後などについて詳細にご説明頂きました。ODは身体疾患であること、心理的ストレスが加わると症状が悪化すること、水分の適切な摂取と足を使った運動が一番の治療法であること、登校刺激のし過ぎも放置もNGであること等、学校が留意すべきことを具体例をもとにわかりやすくお話し頂きました。思春期の10人に1人はこの症状を有すると言われており、この度の研修により、本校では、その対応に医学的な正しい理解のもとあたることができるようになりました。大変有意義な研修となりました。
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