【校長だより(新)194】第2回学校保健委員会
2025/12/12
12月11日(木)14時から14時45分まで、第2回学校保健委員会(学校三師・PTA生活委員・校長・教頭・首席・保健主事・養護教諭・保健委員生徒)を校長室にて開催しました。会議では、生徒保健委員会報告、学校医の先生のご講演、養護教諭の報告が行われました。生徒保健委員会報告では、保健委員代表の2年生4名がプレゼンソフトを使って「刀根山生の生活習慣について」発表を行いました。刀根山生の食事、睡眠、スマホ利用、部活等の運動、生活習慣病等について、事前にとったアンケートをもとに分析し発表。しっかり準備をして本番に臨んでくれたので、大変わかりやすく、刀根山生の実態がよくわかりました。続いて学校医の邉見先生から「学童期における骨折と将来の骨粗しょう症予防」についてご講演をいただきました。子どもたちの骨が弱くなっている、転ぶときに手で支えられず顔から落ちる子、朝礼で立っていられな子、雑巾がけができない子、和式トイレが使えない子などバランスや柔軟性に課題のある子、骨の弱い子が増えている。骨端線損傷、不完全骨折、骨折や脱臼の際の不適切な治療の例、加齢による骨量の変化、若年者における予防などについて、実際の症例写真をもとにご説明いただいたので、理解がいっそうすすみました。1歳から4歳までの幼年期と10歳から17歳までの思春期に最大骨量を10%増加させれば骨粗鬆症の発症を13年遅らせることができるそうです。生徒のみなさん、今が大事ですよ!最後に養護教諭の村山先生から、生徒健康診断の結果分析、スポーツ振興センター申請状況、保健室利用状況、学校環境衛生調査結果等をご報告いただきました。大変内容の濃い、たくさんの学びのある会議となりました。発表者のみなさん有難うございました。
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