【校長だより(新)50】授業見学1「発展世界史」
2025/06/10
6月9日(月)3限、社会科教室で行われた「発展世界史」の授業を見学しました。担当の先生から「国立民族学博物館」から教材を借りることができたので、是非見に来てくださいとお声がけをいただきました。「発展世界史」では今、「遊牧民の歴史」を学んでいますが、講義、映像だけでなく、遊牧民の文化(生活・遊び・宗教等)について実物に触れることで学びを深めてもらう授業を展開されました。先生が「国立民族学博物館」から借りてこられた「みんぱっく モンゴル 草原のかおりをたのしむ」の衣装・住居・音楽・遊びに関する様々な道具を各班に分け、生徒たちは交代で全てを経験するというものでした。モンゴルの衣装を着る、モンゴル将棋を楽しむ、住居ゲルの模型の組み立てる、馬頭琴を弾いてみるなど、生徒たちはすっかりモンゴル文化にはまっていました。実物を楽しむだけでなく、「匈奴」に関する史料を確認するなど、内容の濃い授業で、1時間があっという間に過ぎてしまいました。私も馬頭琴に触れたのは初めて。小説などで読んで知識としては知っていましたが、本物に触れられるのは感動の度合いが違います。感激しました。
【画像を押すと、拡大表示されます】